Author

現在の自身の職場や業務の中身について大半の人は、何かしらの不満を感じているでしょう。「自身の持っているスキル・能力がきちんと評価されていない」あるいは、「給料はアップしないし、出世の見込みもない」といった点が多くを占めるでしょう。とはいえ、気持ちは理解できます。しかし、上記のような不満を持っている人のなかには自身の手腕を実際よりも「過大評価」していることが少なくありません。

失業者に給付される失業保険は、失業しているあいだ、給付条件になりますが、この給付には、しっかり「期間」があります。失業時までに勤務していた期間に応じて変動し、3ヶ月とか、1年と設定されるのですが、世の中にはこういった現実を知らない人が一定数います。失業中である限りもらえると勘違いして失業保険で生活すればいいと考えて仕事を探さずにブラブラしている人もいますが、給付期間の終わり際にやっと自分の誤りに気付き慌てて仕事探しを開始しても好条件のところを見つけるのは困難です。

転職の採用面接を受けるためある会社に向かいました。偶然会社にある会議室が空いていないということで外部のある場所で採用担当の人と待ち合わせて面接をし、その場で解散し、面接担当者も会社に寄ることなく直接帰宅するとのことでしたが、ビックリしたのは自宅最寄駅が私と一緒。

3日ほど前転職先の会社を探すために人材紹介会社へと登録に向かいました。登録カウンセリングを行うために出てきた担当者が見たところ新入社員のようで、私の説明の2分の1も彼は理解できてないようでした。そのくせ「キャリアデザインが甘いですね」とか「もっと強みと弱みを明確化しておくことが大切でしょう」とか、知ったかぶりに偉そうにのたまうからとっても不快でした。

転職活動をするのなら、履歴書と職務経歴書を準備することが必要不可欠だと考えられています。ほとんどの会社が履歴書と職務経歴書に記載されている内容を考慮した上で面接するかどうかを決めるため、とにかくこの2枚の書類の作成が重要なポイントになってきます。単に文字を書くことにとどまらず、記載内容の充実を図ることも必要です。

転職活動の際は、はじめに、求人票・パンフレット・ウェブサイトなどで関心のある会社をチェックするとは思います。とはいっても、当該会社が情報を公表するにあたっては、コンサルタントからアドバイスを受けていることが多いです。コンサルタントは、会社に都合の悪い情報を隠すプロでもあります。

新しい職を探すのに、まずは今の会社を辞職してからといった方法もありますが、そうであるならボーナスがいつもらえるのかを事前に調べておくのが無難です。社員にボーナスを支給する企業は星の数ほどありますが、社員にボーナスを出す会社の場合には、ボーナスが手に入る日まで少ししかないのなら、ボーナスを手に入れてから退職届を提出するという考えも賢明といえます。

友人や知人の紹介で転職する先を見付ける人がいます。でも、転職をした先の労働環境やそれに労働時間などの大切な部分を知人からの口コミだけを鵜呑みに判断してしまうと後々問題になるおそれがあります。というのも、ある特定の人の口コミというのは性質上、主観が入りすぎてしまい、客観性に乏しくなります。

私はかつていくつかの人材紹介会社に登録していました。転職のアドバイザーの質においても驚くほど様々でほとんどの場合、不満足を感じる方ばかり。私にとっては人生の大事な事なのにもっと熱心に向き合ってほしいという気持ちがいっぱいになり、それがきっかけとなり私はキャリアカウンセラーの道を目標にすることになりました。

最初に転職を行うのであれば、忘れてはならないのはなぜ今の仕事を去るのかについて明確化しておくことだといえるでしょう。その理由こそが根本の問題になるので、必ずやっておくべきです。その上で問題を改善できるであろう企業を決定してみてください。既卒者の転職活動は、新卒の就職活動とは性質が大きく異なり、働きつつ、転職活動しなくてはならないことから、時間と体力が必要不可欠です。